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ゴルフレッスンの神様!
2016年06月06日ハービー・ペニックのマイ・リトル・レッドブックを何かに導かれるように購入したのが24年前。
それ以来、何かある毎にこの本を手にし、ゴルフレッスンへのヒントを模索して来た。 ペニックのレッスンはゴルフスイングを教え だけでなく、生徒さんの気持や心の支えになる信頼感を強く感じると共に、ゴルフを通じて人生も考えさせてくれる。そんな素晴らしい真のティーチングプロである。
90歳の死の床で、ぺニックは弟子のクレンショーに最後のレッスンを行った。クレンショーをゴルフ史上最高レベルのパターの使い手に押し上げた、あの滑らかなタッチを。「自分を信じよ。自分自身を信じるのだ・・・・・」 と 1週間後、肺炎で倒れた師をトム・カイトが見送る。 その1週間後パッティングの名手として知られたクレンショーは、1984年マスターズ初優勝に次ぐ、2度目の優勝を遂げた95年大会は今も語り継がれる名場面のひとつだ。 少年時代から二人三脚で歩んできた師匠のハービー・ペニックが死去。葬儀を終え、悲しみを持ち込んで戦ったオーガスタで、クレンショーは勝った。最終18番、80㎝のパットを沈めたその場でお馴染みのL字パターをグリーンに離し、両手で顔を覆い涙した。
その勝利はまさに神業、師の霊に導かれるようにして優勝をさらった。
デービス・ラブIIIも前週のニューオーリンズの大会に勝ってマスターズの出場権を得て、70ホールまでクレンショーと首位タイ。 弟子達の頑張りは師匠へ最後の餞けになったに違いない! ハービーの弟子達を思う強い気持ちがそうさせたのだと思う。 この様な人間関係をハルゴルフクリニックでも築いて行きたいと思っております。