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冬と夏の飛距離の違い!? 理由と対策!!!
2024年12月26日大きな理由としては以下の4つが挙げられます。
①空気抵抗が上昇するから
最初に考えられる理由は、気温と空気の関係です。
ゴルフボールは打ち出されると空気の抵抗を受けながら飛びますが、空気の密度は気温が低くなるほど高くなります。つまりは密度が高い空気の中をボールが進むわけですから、空気抵抗が上昇して、ボールが飛びにくくなるというわけです。
これは、空気を暖めることで空気の密度が小さくなって熱気球が浮き上がる原理と同じといえます。
②ゴルフボールが冷えるから
冬になると飛距離が落ちてしまうのは、ゴルフボールが冷えることも関係しています。ゴムでできたボールは、冷えることで硬くなり、その性能を十分に発揮できなくなるのです。
近年販売されているゴルフボールは性能が上がり、昔ほど飛距離に影響を与えることも少ないようですが、昔よく使用されていた、いわゆる「糸巻ボール」では飛距離に大きな差が出ていたようです。
③身体の動きが鈍くなるから
冬は寒さで筋肉が収縮して硬くなり、身体の可動域がどうしても狭くなってしまうため、飛距離も落ちやすくなります。
また、グリップの冷たさによって手先が冷えることで、さらに感覚が鈍ってしまうのです。
④厚着をしているから
当然ながら冬は夏に比べて厚着になります。とくにゴルフの場合は屋外ですので、防寒対策も念入りになることが多く、着ぶくれしてしまい腕や肩の動きに影響が出やすくなります。
さらに、飛距離が伸びないためにフルスイングをしようとすると、余計な力が入り、軸がずれるといった悪循環に陥ってしまうのです。
冬のゴルフで球が飛ばないときの対策として
1、クラブの番手を上げる
「飛距離が伸びない」と感じたら、まずはクラブの番手を上げることから試してみましょう。
夏場に比べて1クラブから2クラブ程度番手を上げて目標を狙ってみてください。
2、ボールを温かいところに置いておく
1日の平均気温が20℃を下回ると徐々にボールが飛ばなくなり、10℃以下になると5〜20ydも変わってしまう事があるため、家の暖かい所で保管してみましょう。
3、温かいインナーを着る
発熱素材のインナーやホッカイロは必需品。あと、足首・首を温めて、ニットの帽子とミトン手袋は準備しておきましょう。
4、身体を温める
スタート前の準備運動で動的ストレッチを満遍なくすることをおすすめします。
冬のスコアは5〜10打、平均より多くなります。
スコアを気にせず、冬ならではのゴルフプレーを楽しんでください(^ ^)